リペアの仕事
サービスエンジニアの
仕事( 一例)を
ご紹介します。

サービスエンジニアの
私が
仕事の流れを
ご紹介します。

「エアコンがきかない!」「冷蔵庫が冷えない!」。設備が壊れると店舗営業やオフィス業務、日々の暮らしに支障をきたしてしまいます。そんなお客様のピンチを救う大切な仕事を任されているのが、リペアのサービスエンジニアたち。エアコン、冷蔵庫、冷凍庫、製氷機など、様々な設備を点検修理するための技術を習得して、毎日のようにお客様を訪問しているサービスエンジニアの仕事の流れをご紹介します。

お客様に訪問時間を連絡

「機械の調子が悪くて困っている」。設備を販売したメーカーや販売代理店を通して、お客様からの修理依頼がリペアの受付センターに入り、そこから全国にあるサービスセンターに依頼が割り振られます。サービスセンターに所属するサービスエンジニアは、まず修理依頼書に記載された症状から原因を予測します。1日の訪問先は通常数件あり、現場への移動時間や作業時間、訪問順など1日の段取りを考え、それぞれのお客様に訪問予定時間を電話で連絡します。

サービスカーで現場へ

サービスカーには修理や点検に必要な機材などが積み込まれています。他にも、その日の修理に必要な部品があれば積み込んで出発。新人は先輩と同行しますが、基本的には一人でお客様を訪問します。訪問先は個人宅もありますが、コンビニやスーパー、飲食店などが多く、1日の訪問件数は平均3~4件。夏場はエアコンや冷蔵庫がオーバーヒートして故障が増えるため、訪問件数も増える傾向。時には緊急の修理要請が入り、時間をやりくりして依頼先に急行することもあります。

現地で故障診断を開始

現地に到着したら、まずはどんな症状なのか、どのエラーメッセージが出ていたかなどを、お客様にヒアリング。そして、テスターやガス検知器などの診断ツールを使って、故障の原因を特定していきます。お客様の話と実際の原因が違う場合もよくあるので、自分の目で確かめることが大事です。診断の結果、その場で修理が難しく部品の取り寄せや大がかりな作業が必要な場合には、後日メーカーから見積もりをお送りすることを伝えて、再訪することになります。

技術を活かして修理作業

原因が特定されて、必要な部品も用意してある故障であれば、さっそく修理をスタート。部品交換などの作業を行います。冷媒ガスが漏れていたりする場合には、ガス検知器で場所を特定し、部品交換や溶接、ガス充填などの作業をします。業務用のエアコンや冷蔵庫などは、メーカーも種類も様々なので積極的に知識を身につけることが大事。資格が必要な作業もあるため、早いうちから取得します。無事に設備を直して、お客様に「ありがとう!」と言われるのがやりがいです。

伝票処理をして1日が終了

営業所に戻った後は伝票処理を行います。その日の作業内容や料金にしたがって伝票を作成。伝票はパソコン、タブレット、スマホなどを使って処理することがほとんどですが、お客様によってはファクスで送信することも。また見積もりの提出が必要な場合には、修理内容、必要な部品、金額などを記載した見積依頼書をつくり、メーカーを通じてお客様にお送りするように手配します。翌日に訪問するお客様の修理依頼書があれば目を通してから、その日の仕事が終了し帰宅します。