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チョット得する話


年2回の定期点検で電気代が約20%節約できます。さらに、長くその機器をお使いになれます。 No.2

エアコンや業務用冷蔵庫のコンデンサ(熱交換器)にはホコリやゴミが付きやすく、そのまま使用すると、熱の交換率が良くないので冷やすために余計に電力を消費します。ノーメンテナンスの場合約20%消費電力が増えるので、年2回メンテナンスを行った時と比較すると4年間で電気料金で約14万円の差がでます。なお、汚れを落とさずそのまま使い続けると、機械が「高圧異常」で停止することがあります。また、エアコンや冷蔵庫の寿命を縮めることにもなります。
ノーメンテナンスによる消費電力増加図

空冷・空調 用語解説

不快指数
夏になるとテレビの天気予報で不快指数という言葉がよく聞かれます。相対湿度が高いときは一般に不快を感じるため、温度と相対湿度の両方から、不快を感じる状態を数式を用いて実験的に求めたものを不快指数といい、夏の温湿度条件の感覚指標として用いられます。

【不快指数の式】
不快指数=(乾球温度)×0.81+(湿球温度)×0.01((乾球温度)×0.99-14.3)+46.3

不快指数の程度

不快指数 不快指数
86 がまんできない不快さ
(むし暑くてたまらない)
80 すべての人が不快に感じる
(暑くて汗が出る)
75 半数以上の人が不快に感じる
(やや暑さを感じる)
70 不快を感じ始める
68 快  適

冷凍の歴史 No.1

昔から「真夏には冷たい水」という欲求はあり、インドやエジプト等では水による冷却が古くから行われていたことが知られている。その後、冬期の氷や雪を夏まで保存して利用されたが、この恩恵に浴したのはごく一部の上流階級の人であった。また、液体の蒸発を利用する方式で、素焼きの壺に水を充たして風通しの良い日陰に置き、中からしみ出てくる水の蒸発による内部の冷却することは古からインドやエジプト、ギリシャ、ローマ、中国等で行われていた。

1550年頃 硝石を水に溶かすと著しく温度が下がることが知られ、水やぶどう酒を冷却する方法が ローマの貴族の間で行われた。
1600年頃 雪または氷と食塩水を混ぜることにより低温度が得られることがわかり広く利用された。
1810年 レスリーが無水硫酸が水や水蒸気を著しく吸収することを利用して、氷を作ることに成功 した。
1823年 ミッチェル・ファラデによりアンモニア・ガス圧縮冷凍機の原理が発見された。
1834年 パーキンスは実用的な製氷器を最初に作った。これはエチルエーテルの蒸発によって水を冷却凍結 させ、蒸発したエーテル液の蒸気を 圧縮してもとの体にする構造の製氷器を完成した。
1873年
 〜1875年
ミッチェル・ファラデの原理を使い、リンデとボイルにより非常に性能の良いアンモニアガス圧縮冷凍機を完成した。これは今日広く採用されているものである。
山田猛夫著 「初等冷凍装置」より




空冷・空調 用語解説

ドライタイプエアコン
普通のエアコンに付いている「ドライ」のことで、主に梅雨時など湿度の高いときに使います。部屋の湿度の高い空気を冷却器で冷却して空気中の水分を除去した後、ヒーター(加熱器)で加熱して送風するもので、部屋の温度をあまり下げないで、湿度を調整するエアコンのことです。

25℃
80%






25℃
60%



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